mighty crownがAIRJAMに出た思い出。

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まず最初にAIRJAMとは、Hi-STANDARDが主催する音楽フェスで出演者はパンクバンドを中心に骨太なロックバンドが選ばれています。Hi-STANDARDの活動休止に伴い2000年を最後に行われていなかったが、東日本大震災を受けて11年振りに開催されました。本来は東北でやりたかったようですが、流石に同じ年では開催ができませんでした。翌年の2012年に満を持して東北で開催されたAIRJAMは特別な意味のある回でした。
1日目
(9月15日)
AIR STAGE
FRONTIER BACKYARD
SION & The Cat Scratch Combo
AA=
Dragon Ash
Hi-STANDARD
JAM STAGE
dustbox
MONGOL800
マキシマム ザ ホルモン
MIGHTY CROWN
HUSKING BEE

2日目
(9月16日)
AIR STAGE
RADIOTS
RIZE
ASIAN KUNG-FU GENERATION
SLANG
BRAHMAN
JAM STAGE
MEANING
THA BLUE HERB
KEMURI
10-FEET
Hi-STANDARD
出演バンドを見ても過去最高と言えるラインナップです。その中でも異彩を放っているのが、MIGHTY CROWNです。彼らはレゲエのサウンドシステムというチームで自分たちで曲は作らないし演奏もしない、クラブDJのように曲をかけながらMCと呼ばれるマイクを持ったフロントマンが、客を煽っていくスタイル。ではどこで他のサウンドシステムと差別化するかと言えば、ダブと呼ばれる既存の曲をそのアーティスト本人が歌詞を変えて歌ったオンリーワンの曲をいくつ持っているかで決まってきます。歌詞を変えると言っても歌詞の一部にサウンドシステムの名前を織り込む程度です。一見知らない人から見ればすごく大変な事のように感じるが、レゲエの界隈ではダブを録音するのも一つの仕事であり、お金さえ払えば人気アーティストのダブを作成することも可能です。ただそれはレゲエの世界で通用する慣習であってロックバンドに通用する話ではありません。だが、MIGHTY CROWNはこの日のステージのためにMONGOL800とBRAHMANのダブを用意して、動画を見てもらえば分かるがスタンダードなレゲエからパンクと繋げて最後にこのダブをぶち込んでくるのである。そこにはジャンルを超えたリスペクトと信頼が感じられる。レゲエとパンクはジャンルこそ違え、同じRebel Music(反抗する音楽)である事を再認識しました。今回その時の動画がMIGHTY CROWNのYouTubeチャンネルでアップされて、完全アウェーの状態から会場全体を巻き込んでいく様子がマスターサイモンの開設付きで見る事ができます。
来年で東日本大震災から10年たつ、僕らはあの震災から何を学んだんだろう。

[MIGHTY CROWN FLASH BACK SERIES #8] 未公開映像/ジャンルの壁をぶっ壊す!どアウェーからホームへ変える方法 / AIR JAM 2012 Live at TOHOKU
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