切腹ピストルズに魂を揺さぶられる

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毎度YouTubeネタで申し訳ないが、切腹ピストルズという集団をご存知であろうか。太鼓とエレキ三味線、篠笛と鉦(かね)で奏でる和楽器バンドだが、日本を江戸にするというコンセプトを掲げて活動している。詳しくは下記の週刊プレイボーイの過去記事をご参照ください。

巷で話題の「切腹ピストルズ」とは? 江戸庶民の"乱痴気騒ぎ"を現代に伝える和楽器パンクの心意気 - エンタメ - ニュース
「カオスUKの『ノー・セキュリティ』がずっと好きだったんですけど、ある時、『粋(いき)じゃねえな』って気付いて。粋にしてみたら、こうなりました」 「切腹ピストルズ」の"隊長"飯田団紅(いいだ・だんこ...

彼らの音を聞いていると、元々宿している魂の記憶を揺さぶられる、江戸版レイブとも言える祭りにおける乱痴気騒ぎに心掻き立てられる。隊長の飯田さんが言っている、日本は明治維新で西洋にかぶれてかっこつけちゃったという下りはよく解る。江戸時代の日本は、身分制度のある圧倒的な階級社会だが、庶民の暮らしは寛容性にあふれていて、多様性があった。落語を聞いているとよくわかるが、どうしようもない愛すべきおバカさんが、生き生きと暮らしているのである。
掲載の動画は、沖縄でたまたま出合ったエイサー集団との即席路上コラボライブです。沖縄は本土の日本と成り立ちが違うので、切腹ピストルズの江戸的グルーヴ感と親和性が高いのだと思います。

Seppuku Pistols Okinawa 3 切腹ピストルズin沖縄 首里城〜vsエイサー集団

ネトウヨや日本会議が標榜する、明治維新以降敗戦までの歪んだ「美しい日本」には全く共感できないが、江戸時代の日本が持つ寛容性や多様性のある社会が復活して欲しいと思います。

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